人間関係は永遠のテーマだと思います
新人じゃなくても困ることは多いです
僕も困っています
中堅のぺーぺー看護師目線ですが他の職種にも共通して言えること思います
ではなぜ新人にも絶対に職員と人間関係を教えるべきか書いていきます
人間関係に悩んで離職や転職する人は多い
実際に離職理由で多い順位があります(2019年のデータ)
1位が肉体的、精神的に健康を損ねたためです
精神的にという部分には人間関係も含まれていると思います
2位が労働条件です
これは労働時間や休日、給与ですので今回は深く説明しません
3位が人間関係です
人間関係の改善で離職率を減らすこともできるね
新人に職員と人間関係を教える必要性は2つ
- 新人のため
- 自分や職場のため
この2つです
順番に理由を具体的に書いていきます!
新人のため
なぜ新人のためになるのか??
ストレスの軽減
新人はまず職員の名前と顔を覚えます
役職は名刺や名札などで把握できます
ですが職場内での立ち位置(嫌わている人か好かれている人…)や性格などは分かりません
人は分からないことが不安やストレスになります
新人は仕事の内容も分かりません
またその仕事の内容をよく分からない上司に確認しに行きます
この時点でストレスは鬼レベルです
鬼退治は桃太郎でも武器を持って、犬とか仲間を連れていきますよね
なので新人にも武器(職員と人間関係)を教えましょう
職員と人間関係を教えることで職員の簡単なトリセツ(取り扱い説明書)も手に入ります
どのような人か分かればストレスも軽減できます
また変な地雷(逆鱗・怒るポイント)を踏まないで会話ができますし、人間関係も悪くなりません
成長のため
自分(新人)が成長するには良い上司に教えてもらうことが必須です
野村証券が「支社長まで出世する人材の共通点」を数億円かけて調査依頼しました
その結果は、学歴や世帯年収や親の職種は関係なく「入社して1番最初についた上席が優秀」が共通点だったそうです
新人は上司を選べないという問題点があります
ですが人間関係を知ることで、相談相手を選び助言をもらうこともできます
自分の将来を考えるならやはり職員と人間関係を知ることが必要となります
自分や職場のため
自分や職場のためになるなら良いよね!
有能な部下ができる
自分と同じくらいか、それ以上に仕事ができる部下がいると助かりますよね
「入社して1番最初についた上席が優秀」な人ほど出世することが分かっています
新人を教育する時は優秀な人に育ててもらえる環境を作りましょう
なので新人に職員と人間関係を教える時に優秀な上司を複数人、教えましょう
なぜ複数人?
看護師はシフト制なので優秀な人や教育者が同じ勤務とは限らないためです
職員の人数は一緒でもマンパワーが不足する日を抑える
新人は早く育って人不足を補ってほしいと思っている看護師は多いです
ですが教育者や相談者を間違えてしまうと育ちません
「入社して1番最初についた上席が無能」だった場合、新人は育たない可能性があるためです
なので新人に人間関係を教える際は、要注意人物(無能な上司)も教えるべきです
無能な人が増え続けていくことにより人数は一緒でもマンパワーが足りず辛い日が出てきます
職場の雰囲気が悪くなるのを防ぐ
できない人は仕事が遅いです
それによりできる人はイライラしてストレスが溜まります
できる人は仕事が速いです
それによりできない人はプレッシャーを感じストレスになります
忙しい業務の中で更にストレスが溜まります
いずれ喧嘩や陰口が増えて雰囲気最悪になります
新人が巻き込まれてしまう前に人間関係を教えましょう
どちらの味方にも付かないのが最善策です
新人は人間関係が分からないので、1人の意見がみんなの意見だと思う可能性もあります
簡単に意見を合わしてしまうと、どちらかのグループに属してしまうってことになります
協調することは大事ですが線引きも大事です
なにが正しいのかを理解し正しいことをしている真摯な人のそばに置いてあげることが最良です
まとめ
看護師の現場や教育は遅れていると言われています
人手不足である以上、優秀な教育者を確保するのは難しいです
ですが新人を育てる時に職員と人間関係を教えてあげると、新人も自分達も楽になると思います
楽しく仕事できると良いです
今回はここで終わりです。ありがとうございました。
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