看護師はやりがいもあるけれど、向き・不向きがハッキリ分かれる仕事。
向いていない人が無理に続けると、体もメンタルも壊れます。
現役として働いてきて
「このタイプはしんどくなりやすい…」
と感じた特徴を正直にまとめました。
1. 失敗をいつまでも引きずるタイプ
看護師の仕事は“ミスがゼロは無理”。
インシデント
点滴の調整ミス
申し送り漏れ
誰でも経験します。
しかし、切り替えが苦手な人はどんどん潰れる。
看護の現場はスピードと判断が求められるため、
完璧主義・自責思考が強い人ほど苦しくなりやすいです。
2. 大人数の人間関係がしんどい人
看護師は“人間関係の密度”が異常です。
同期
先輩
医師
他職種
患者・家族
介護士
1日に関わる人数が多すぎて、
内向的な人は疲れ果ててしまいます。
「職場次第」と言えばそれまでですが、
人間関係で辞める看護師は圧倒的に多いのが現実。
3. マルチタスクが極端に苦手な人
看護師は常に“同時進行の仕事”。
バイタル
観察
処置
記録
ナースコール
緊急対応
これを時間管理しながら回す必要があるため、
1つずつ集中したいタイプは地獄。
タスクが積み重なるとパニックになり、
自己肯定感も底をつきます。
4. 生活リズムが崩れると体調を崩す人
夜勤・早番・遅番…
看護師はとにかく不規則。
睡眠不足
自律神経の乱れ
女性はホルモンバランスの崩れ
夜勤後の強い疲労感
規則正しい生活が必須の体質の人にはかなりキツい。
無理を続けると体を壊し、辞めざるを得ないケースも多い。
5. 感情労働が苦手な人(特に“気を遣いすぎる人”)
看護師は“相手の感情に向き合う仕事”。
患者も家族も、つらい状況の中で不安や怒りを抱えています。
クレーム
感情的な家族
治療への不満
認知症の周辺症状
これに日々向き合うため、
気を遣いすぎる人・断れない人はすぐに疲弊する。
看護師に向いていない=ダメではない
これははっきり言いたい。
看護師に向いていない人は、他の職業ではむしろ向いてる事が多い。
コツコツ作業が向いてる
人間関係の密度が低い環境が向いてる
夜勤なしの働き方が向いてる
看護師という“ハードな仕事”に合わなかっただけで、
あなたの価値とは一切関係ありません。
まとめ:向き不向きを知ることは逃げではない
向き不向きを知るのは
逃げではなく、自分を守るための判断。
もし「向いてないかも…」と感じるなら
訪問看護
クリニック
企業看護師
CRC(治験)
など負担が少ない働き方に変えるだけで、
人生が一気に楽になります。



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