こんにちは、「今回は看護師1年目に思った、なりたくない病気は生活習慣病」について、看護師の目線でお伝えします。
生活習慣病の種類は色々とある
生活習慣病はその名前で見ての通り、生活習慣が乱れていることから起きる病気のことを言います。
初期段階ではほとんど症状がなく自覚症状がないのところが怖いです。
症状が現れた時には重症化していることがあり、手遅れになることもあります。
病気の根源と言える生活習慣病はいろいろありますので、簡単に説明します。
一つ目の生活習慣病は、糖尿病
糖尿病は名前の通り糖が尿から出る病気です。
詳しく言うと糖尿病が悪化すると腎臓がボロボロになり、糖やタンパク質などが尿から出ます。
糖質をたくさん食べたり、運動不足、ストレスが原因とされています。
この生活習慣病の糖尿病は2型糖尿病(インスリン分泌不全とインスリン抵抗性によるもの)と言われています。
腎臓、目、神経、血管系(脳、心臓)に障害を与えますので、ほぼ全身悪くなります。
そして二つ目の生活習慣病は高脂血症
こちらもコレステロールが高い食べ物や中性脂肪が多い食べ物をよく食べることで、血液の中の脂質が増えたことが原因で起きる生活習慣病の一つです。
血液がドロドロになることで、血管内が詰まったり(梗塞)、血管を傷つけていしまうことがあります。
特に心臓、脳に障害を与える病気になりやすいです。
三つめの生活習慣病はは高血圧症
血圧が高い病気ですが、遺伝も関係していますし、肥満やホルモン異常などで起きるともいわれています。
塩分の摂り過ぎでもなりますので食生活も非常に関係しています。
血圧が高いと血管に負担を与えますので、高脂血症と同じで特に心臓・脳の病気になりやすいです。
生活習慣病で最近注目されているのがメタボリックシンドロームです。
肥満症ともいわれていますが脂肪が多い体形で、体重が標準よりも重い状態です。
ですが現在では隠れ肥満と言って、見た目は細いが腸などに脂肪がつく(内脂肪)、人が増えてきています。
「メタボリックシンドローム」の診断では必須項目がウエスト周囲径(内臓脂肪蓄積)です。
その他3つの項目のうち2つ以上を満たす場合に「メタボリックシンドローム」と診断します。
メジャーがあれば必須科目が分かるので、家でやってみてはいかがでしょうか?
ウエスト周囲径(内臓脂肪蓄積)
男性85cm以上
女性90cm以上
(内蔵脂肪面積男女ともに100平方cmに相当)
※CTスキャンなどで内臓脂肪量の測定を行うことが望ましい
<以下の内2つ以上該当>
血清脂質異常
トリグリセリド値
150mg/dL以上HDLコレステロール値
40mg/dL未満
130mmHg以上のいずれか、又は両方
血圧高値
最高(収縮期)血圧
130mmHg以上
最低(拡張期)血圧
85mmHg以上
高血糖
空腹時血糖値
110mg/dL以上
メタボリックシンドロームはさまざまな生活習慣病の引き金になる可能性もあるので注意が必要です。
生活習慣病の種類として三大生活習慣病
がん、脳卒中、心臓病があげられます。
原因
生活習慣病の種類はこのように色々とありますが、原因は同じです。
原因は日々の生活習慣の不摂生や食事の偏食、運動不足、ストレスが原因であるといわれています。
予防
また徐々に重症化する病気は、自分が病気であることが分かりません。
なので定期的に健康診断や人間ドックを行ったり、日々の生活を見直すことが必要となります。
まとめ
看護師1年目に思ったことは、病気のほとんどは生活習慣病からくる病気が多いということです。
教育入院のレベルでは取り返しができますが、腎臓・心臓・脳に大きな障害が出てしまうと生きるのが辛くなる可能が高いです。
本当に辛そうなんです
患者を近くで見たからからこそ、自分は気をつけようと思いました。
日々の生活習慣を見直して、食事・運動に気をつけましょう。
今回はここまでです。ありがとうございました。
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