良い師長・悪い師長の違い

看護師っぽい記事

現場ナースが「ついていきたい」と思うのはどっち?

看護師が辞める理由の多くは、
**仕事の大変さより「人」**です。

中でも影響が大きいのが師長。

同じ忙しさでも
「この人の下なら頑張れる」師長と
「一刻も早く離れたい」師長がいます。

その違いを整理します。


良い師長の特徴

① 現場を理解しようとする

  • すぐ否定しない

  • 話を最後まで聞く

  • 現場を見てから判断

👉 完璧でなくても、理解しようとする姿勢がある


② 責任を上に取りに行く

  • トラブル時に矢面に立つ

  • 上司には現場の盾

  • スタッフを守る発言をする

👉 「責任は私が取る」師長は信頼される


③ えこひいきが少ない

  • 好き嫌いで態度を変えない

  • 評価基準が一貫している

  • 陰口を言わない

👉 公平感があるだけで現場は安定する


④ 指示が具体的

  • 「どうすればいいか」が明確

  • 曖昧な丸投げをしない

  • 判断基準を共有する

👉 迷わせない=疲弊させない


⑤ スタッフの限界を知っている

  • 無理なお願いを続けない

  • 体調や家庭事情を考慮

  • 「休んでいいよ」が言える

👉 人として見てくれる


悪い師長の特徴

① 上だけを見ている

  • 病院方針が絶対

  • 現場の声を流す

  • 上司の顔色優先

👉 現場は使い捨てになる


② 責任を取らない

  • トラブル時に雲隠れ

  • 判断を部下に押し付ける

  • 「聞いてない」が多い

👉 名ばかり管理職の典型


③ 感情で動く

  • 機嫌で態度が変わる

  • 八つ当たり

  • 怒鳴る・無視

👉 心理的安全性ゼロ


④ えこひいきが露骨

  • お気に入りだけ優遇

  • 苦手な人に当たりが強い

  • 評価が不透明

👉 現場の士気が下がる


⑤ 丸投げ・放置

  • 「任せるね」で終了

  • 判断しない

  • 問題が起きると急に出てくる

👉 責任だけ押し付ける


良い師長は「完璧」ではない

誤解されがちですが、
良い師長=仕事ができる人ではありません。

✔ 間違えることもある
✔ 忙しくて余裕がない日もある

それでも

  • 話を聞く

  • 責任を取る

  • 人を尊重する

これができる師長は、
現場から信頼されます。


悪い師長の下で頑張り続ける必要はない

「自分が我慢すれば…」
そう思う看護師ほど壊れます。

  • 師長を変えることはできない

  • 自分の環境は選べる

👉 逃げることも立派な選択


まとめ

良い師長悪い師長
現場を見る上だけを見る
責任を取る責任回避
公平えこひいき
具体的指示丸投げ
人として接する道具扱い

コメント

タイトルとURLをコピーしました