「男性看護師はやめとけ」
看護学校や就職前に、一度は聞いたことがある言葉だと思います。
実際に男性看護師として働いていると、
たしかに「やめとけ」と言われる理由は存在すると感じます。
この記事では、
なぜ男性看護師は「やめとけ」と言われるのか
実際に働いて感じたリアルな現実
それでも続けている人の共通点
を、現場目線で正直に書きます。
結論:男性看護師は「向いてない人には本当にきつい」
最初に結論です。
👉 男性看護師は、誰にでもおすすめできる仕事ではありません。
理由は、
体力的にも精神的にも負担が大きい
男性特有の立場の難しさがある
給与が割に合わないと感じやすい
からです。
では、なぜ「やめとけ」と言われるのか、具体的に見ていきます。
男性看護師はやめとけと言われる理由① 体力仕事が多い
男性看護師は、どうしても力仕事を任されやすいです。
体位変換
移乗介助
暴れる患者さんの対応
「男だから大丈夫でしょ?」という空気は、正直あります。
結果として、
腰を痛める
夜勤明けでも休めない
体力が削られていく
こうした積み重ねで、辞めたくなる人は多いです。
理由② 女性中心の職場で孤立しやすい
看護師は圧倒的に女性が多い職場です。
そのため、
雑談に入りづらい
人間関係が見えにくい
悩みを相談しづらい
と感じる男性看護師は少なくありません。
特に新人の頃は、
「自分だけ浮いている気がする」
と感じやすいです。
理由③ 患者対応で気を遣う場面が多い
男性看護師は、
女性患者さんのケア
清潔ケアや処置
で、余計に気を遣います。
誤解を避けるために
必ず同性スタッフを呼ぶ
できる業務が制限される
結果として、
「仕事がやりづらい」
と感じることもあります。
理由④ 給料が思ったより多くない
これ、かなり大きいです。
夜勤もあり、責任も重いわりに、
👉 給料はそこまで高くありません。
特に男性は、
家庭を持つ
将来の収入を考える
と、「このままで大丈夫か?」と不安になります。
「割に合わない」
と感じて辞める人も現実にいます。
理由⑤ 将来のキャリアが見えにくい
男性看護師は、
管理職になる人は一部
専門職に進むにも勉強が必要
何も考えずに働いていると、
年齢を重ねたときに詰む感覚があります。
それでも男性看護師を続けている人の特徴
一方で、続いている人もいます。
共通しているのは👇
割り切れる性格
人間関係に深く入りすぎない
お金の管理ができている
副業や投資など、看護師以外の柱を考えている
「看護師だけで人生を完結させない」
これがかなり重要です。
男性看護師を目指すなら知っておいてほしいこと
もしこれから男性看護師を目指すなら、
「やりがい」だけで選ばない
給料・働き方を冷静に見る
将来の逃げ道を考えておく
これを強くおすすめします。
まとめ:やめとけと言われる理由を知った上で選ぼう
男性看護師は、
向いている人には続く
向いていない人には地獄
そんな仕事です。
「やめとけ」という言葉は、
脅しではなく、現実を知ってほしいという警告でもあります。
それでも覚悟を持って選ぶなら、
後悔は減らせるはずです。



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