「上からも下からも挟まれる」現実
看護師として数年働き、
気づけば主任・リーダー・係長。
肩書きはついたけど、
楽になった感覚は一切ない。
むしろ、
「現場で一番しんどいの、ここじゃない?」
そう感じている中堅管理職ナースは多いはずです。
1. 管理職なのに「人手不足の穴埋め役」
本来、管理職の仕事は👇
スタッフ調整
業務改善
教育・指導
安全管理
…のはず。
でも現実は👇
人が足りない
夜勤に入る
日勤も普通に回す
管理業務+現場業務の二重負担。
「管理職=現場を離れる」は幻想です。
2. 上からは「結果を出せ」、下からは「守ってほしい」
中堅管理職は完全に板挟みです。
上司(師長・病院)
クレームは管理職の責任
数字・加算・稼働率
「人がいないは言い訳」
スタッフ
シフトがきつい
教育が追いつかない
ハラスメント対応
どちらの言い分も分かる。
でも決定権はあまりない。
これが一番メンタルを削ります。
3. 権限は少ないのに責任だけ重い
中堅管理職ナースあるある👇
配置は決められない
採用も決められない
給与も変えられない
それなのに👇
事故が起きたら説明役
トラブルの矢面
書類・報告書は増える
責任と裁量が釣り合っていない。
4. 給料が割に合わない
これ、かなり重要。
主任手当:数千円〜1万円台
業務量:1.5〜2倍
残業:サービスになりがち
正直👇
「この差額で、この責任?」
と思って当然です。
5. 相談できる相手がいない
新人・中堅のときは👇
同期
先輩
師長
に愚痴れました。
でも管理職になると👇
下には弱音を吐けない
上には言いにくい
同期も減る
孤独になりやすいポジションです。
6. 管理職になっても夜勤が減らない
本来、管理職は👇
体調管理
日勤中心
が理想。
でも現実は👇
夜勤免除されない
欠員時は優先的に入る
これでは👇
管理+夜勤+責任の三重苦。
7. 「辞めたら迷惑」を一番言われる立場
中堅管理職ナースは👇
現場を知っている
教育できる
回せる
だから👇
「あなたが辞めると困る」
と言われやすい。
でもそれは👇
あなたの代わりを用意してこなかった組織の問題
でもあります。
8. それでも辞めない理由は「責任感」
多くの中堅管理職ナースが辞めない理由👇
スタッフが心配
患者さんが気になる
今抜けたら回らない
優しい人ほど、損をする構造です。
9. 法律的に見ても「守られていない」ことが多い
管理職扱いなのに裁量なし
残業代が出ない
責任だけ重い
これは👇
名ばかり管理職
に近いケースもあります。
(※労基法上、管理監督者はかなり限定的)
まとめ|中堅管理職ナースが一番消耗する理由
現場も管理もやる
責任は重い
裁量は少ない
給料は微増
孤独になりやすい
それでも続けているあなたは、
能力も責任感も高い。
でも👇
しんどいと感じるのは「弱さ」ではなく
構造の問題です。



コメント