おすすめ漫画・アニメ「青のオーケストラ」について（ネタバレ注意）

こんにちは。今回は、私が最近ハマっている漫画・アニメ「青のオーケストラ」について紹介したいと思います。

この作品は、阿久井真さんによる音楽漫画で、元天才ヴァイオリニストの少年と高校のオーケストラ部の仲間たちの青春を描いています。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじ

主人公の青野一は、父親の不倫スキャンダルでヴァイオリンをやめてしまいますが、中学3年生のときにヴァイオリンを始めたばかりの秋音律子と出会い、彼女と一緒に海幕高校に進学してオーケストラ部に入ります。

そこで、自分と同じく父親の不倫相手の息子である佐伯直と対立しながらもライバルとして切磋琢磨するようになります。

魅力

この作品の魅力は、音楽や演奏に関する専門的な知識や表現が豊富で、登場人物たちの感情や成長が丁寧に描かれていることです。

また、演奏シーンでは実際の音楽家が演奏した音源を聴くことができるARコースターなどの特典もあります。

• 音楽や演奏に関する専門的な知識や表現

この作品では、ヴァイオリンやオーケストラに関する様々な用語や技術が登場します。

例えば、ヴァイオリンの弓を持つ方法や弦を押さえる方法、音程やリズムを合わせる方法などです。

また、オーケストラではパートごとに役割や配置が決まっており、それぞれに合わせた演奏法や指示が必要です。

これらの知識や表現は、作者が千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部出身だったことから、同部への取材をもとに描かれています。

• 登場人物たちの感情や成長

この作品では、登場人物たちが音楽を通して自分自身や他者と向き合い、感情をぶつけ合いながら成長していきます。

例えば、青野は父親への複雑な想いを乗り越えて自分の音楽を見つけようとします。

秋音はヴァイオリン初心者ながらも努力と才能で上達し、青野への想いを募らせます。

佐伯は青野という異母兄弟と出会って自分の存在意義に悩みます。

他にも、オーケストラ部の仲間たちもそれぞれに個性や問題を抱えており、音楽を通して交流したり助け合ったりします。

キャラの紹介

青野一（あおのはじめ）

声 – 千葉翔也 / 演奏 – 東亮汰

本作の主人公で、1stヴァイオリンを担当する1年生です。元天才ヴァイオリニストとして数々のコンクールで優勝していましたが、父親の不倫スキャンダルでヴァイオリンをやめてしまいます。

中学3年生のときにヴァイオリンを始めたばかりの秋音律子と出会い、彼女と一緒に海幕高校に進学してオーケストラ部に入ります。

自分の音楽を見つけようと奮闘する青春物語の中心人物です。

秋音律子（あきねりつこ）

声 – 加隈亜衣 / 演奏 – 山田友里恵

本作のヒロインで、2ndヴァイオリンを担当する1年生です。成績優秀で運動神経抜群ですが、中学時代に親友の小桜ハルがいじめで転校したことで加害生徒に手をあげ、クラス内で孤立してしまいます。

その後、ヴァイオリンを弾き始めて青野一と知り合い、彼に惹かれていきます。努力家で才能もあり、青野から基礎練習を教わることで短期間で上達していきます。

青野に対しては素直になれないこともありますが、彼を支える存在です。

佐伯直（さえきなお）

声 – 土屋神葉 / 演奏 – 尾張拓登

青野一のライバルにして異母兄弟です。1stヴァイオリンを担当する1年生です。12歳までドイツに住んでいた帰国子女であり、日本語の読み書きが苦手です。4歳からヴァイオリンを始めており、青野がコンクールから離れた後にトップの成績を収めています。

海幕高校に入ってからは青野と同じパートで互いの技量を競いますが、実は自分が父親の不倫相手の息子だという事実に苦しみます。

青野とは最初は敵対的な関係でしたが、次第に打ち解けていきます。

小桜ハル（こざくらはる）

声 – 佐藤未奈子 / 演奏 – 小川恭子

秋音律子の親友で、1stヴァイオリンを担当する1年生です。中学時代にいじめられて転校したことがありますが、秋音が加害生徒に立ち向かってくれたことで友情が深まりました。

海幕高校では秋音と再会し、オーケストラ部に入ります。控えめな性格ですが、芯が強くて優しいです。

秋音や青野と仲良くなりますが、秋音が青野に想いを寄せていることに気づきます。

山田一郎（やまだいちろう）

声 – 古川慎 / 演奏 – 佐藤晴真

青野一の友人で、チェロを担当する1年生です。明るくてお調子者な性格で、青野や秋音とはすぐに打ち解けました。チェロの腕前はそこそこですが、オーケストラ部のムードメーカーとして活躍します。

小桜ハルに好意を寄せており、何かとアプローチをかけますが、なかなか相手にされません。しかし、彼女のことを本気で想っており、いじめられていた過去を知っても変わらずに接します。

• 演奏シーンで聴ける実際の音源

この作品では、演奏シーンで聴ける実際の音源が特典として付いています。

例えば、単行本ではARコースターが付属しており、スマートフォンで読み込むことで作中で演奏された曲を聴くことができます。

また、アニメでは実際にプロの音楽家が演奏した音源が使用されています。これらの特典は、作品の世界観をより深く味わうことができるだけでなく、音楽への興味や知識も広げることができます。

まとめ

以上が私がおすすめする漫画・アニメ「青のオーケストラ」について紹介した内容です。

この作品は、音楽や演奏に関する専門的な知識や表現が豊富で、登場人物たちの感情や成長が丁寧に描かれています。

また、演奏シーンでは実際の音楽家が演奏した音源を聴くことができるARコースターなどの特典もあります。

最新刊は11巻で、2023年3月に発売されました。また、2023年4月からテレビアニメ化もされています。アマゾンプライムやディズニープラス等でも見れます。

興味があればぜひ読んでみてください。私もこれからも応援しています！