「ジュリエットからの手紙」はラブストーリー好きにおすすめ

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こんにちは、今回は「ジュリエットからの手紙」がオススメなのでお伝えします。

この作品は10年くらい前に公開された映画で、僕がちょうど今の奥さんに出会った頃に見ました。

この映画を観たおかげなのか、分からないですけどお付き合いすることができました。

この映画を観て人生が変わるかもしてません・・・

この映画のおすすめポイントは沢山あります!

イタリアのヴェローナという街には、ジュリエットの家が実際に存在します。

そのジュリエットの家の壁には、世界中から恋に苦しむ女性が、時に涙しながら手紙を貼りにくるのです。

そして、ジュリエットの秘書と呼ばれる、人生経験の豊富な女性たちが、その手紙の返事を書くというのです。

これが、映画だけでの設定ではなく、実際にそのようなことが行われているという事実があるので、それまた驚きました。

ストーリー自体ももちろんロマンチックで素敵なのですが、このように、今まで知らなかった文化や、ヴェローナの古くからの歴史が薫る街並み、よだれが垂れそうなほどの美味しそうなイタリアの食事、そして美しいイタリア語に触れることができるので、五感を通して、その世界観を楽しむことができ、また心が洗われる思いで鑑賞できます。

一筋縄ではいかない2組の恋愛模様が描かれています。

一つは、年老いて余生を楽しむ年齢に達したイギリスの女性クレアが孫のチャーリーを連れて、かつての恋人を探しに、イタリアにはるばるやってきて旅をするのです

かつての恋人が生きているかすら、奥さんがいるのかすら、わからないのにです。

またもう一つは、その2人に急遽、同行することになった物書きのソフィー。

彼女は料理人の婚約者とイタリアに旅しに来たアメリカ人なのですが、婚約者が食の旅に夢中で、別行動をすることになり、クレアたちの旅を共にするのですが、ソフィーもチャーリーもお互いに好意を抱き始めてしまうです。

こんなどうしようもない設定にもどかしくなりつつも、次の展開がどうなっていくのだろうと、どんどん物語に吸い込まれていきます。

この映画から学んだことは?

クレアの結婚式で、ソフィーが出したジュリエットからの手紙を読むシーンでの、「もし」と「あの時」という言葉は、別々の意味を持つ単語ではありますが、この2つが合わさった「もしあの時(英語ではwhat if)」という言葉は、時に人を苦しめたり、後悔を抱かせたりするというセリフが印象的でした。

しかし、物事に取り掛かる時に遅すぎることはありません。

「もしあの時」自分が思うような道を辿れなかったとしても、命がある限り、今からでも十分に間に合うということです。

この映画では、恋愛のことを指していましたが、それは私たちの人生で起こり得る、全てのことに対して言えることだと思います。

決して「もう歳だから」とか「もう遅いから」なんていう言い訳で諦めてしまうのではなく、あの時はできなかったけれど、勇気を出して、一歩前へ前進してみようと、背中を押してくれる言葉です。

歳を取り、孫も立派に育った年齢で、且つ異国の地で、名前と大まかな土地だけを頼りに、かつての恋人探しに出かけたソフィ。

何度も何度も同姓同名の違う男性に出会い、それでも躊躇することなく、旅を続けたその姿は、どのような壁や障害にぶつかっても、夢を手に入れるまでは、歩みを止めないのだということを体現しているように見えました。

年齢や環境を、できない理由にしないという綺麗事はよく聞きます。

しかし、それを実践できるかは別問題です。

言い訳はいくらでもでき、途中で投げ出すことも、怖いくらいに簡単です。

ですが、逃げ出したくなった時に、この映画とこのセリフを思い出してほしいのです。

この映画はやはり、ラブストーリーが好きな方には是非とも観ていただきたいです

むしろラブストーリーが好きなのに、この映画をまだ観ていないことは、かなり損をしていますよ!と、急いでお伝えしたいほど、胸キュンの良い部分がたくさん詰まった映画です。

ソフィーを演じるアマンダ・セイフリッドの、ふとした表情ひとつひとつにも、嬉しくなったり、悲しくなったり、恋に落ちたり、心を持っていかれます。

また、映画作品の映像の色合いがとても淡く優しくて、好きになるであろうセンスで溢れています。

ソフィーのファッションは毎回可愛らしくて、彼女だから似合ってるのかなとも思いますが、大変参考になります。

このように、街並みやファッションなどの色合いの視覚的映像のセンスがとにかく良いので、そのようなこだわりを持っている方にもオススメします。

そしてなんといっても、ソフィーが発する言葉にも注目していただきたいです。

繊細で琴線に触れるような言葉選びが、心を動かします。

特に、最後のクレアの結婚式で読まれる手紙は、そう長くないのですが、胸を締め付けられます。

当たり前のことが綴られているのに、そんな当たり前に気づかないことが不思議に思うほどに、今一度自分の人生を考え直させられます。

言葉が好きな方は多いと思います。

言葉を求めて映画を見る人にとっては欠かせない作品であると思います。

こんな方にはぜひ観てもらいたい!

  1. イタリアが好きな方
  2. ヨーロッパの街並みが好きな方
  3. ラブストーリーが好きな方
  4. なにか勇気が出る一押しが欲しい方

そんな方に観ていただきたいです。

今回はここで終わりです。ありがとうございました。

 

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